2025年大野城市長選挙について

 今月の7日(日曜日)に,大野城市長選挙の投開票日を控えています.

 大野城市で開業して約15年間,この街を見てきました.
 商工会に入り,青年部で活動しているときには,今回の選挙に出馬しない意向を表明した,現在の井本市長と何度もお話しする機会を得てきました.
 そういった経験を踏まえて,今回の市長選挙については,女性の候補者が当選してくれるといいなと思っています.

 その理由は,あくまでも私の個人的な印象に過ぎないのですが,大野城市という街というか,組織というものが,どちらかというと家父長的な雰囲気が根強く残っているように感じられるからです.
 そのため,市長というトップに女性が就任することで,少しでも,そのような傾向が変わってくれないかと期待しています.

 そのように感じる理由の大きな理由は,商工会の女性部の存在と,商工会の要職に,男性しか就任していないことです.
 特に,女性部というのは,青年部が女性の加入も認められているのに対して,女性だけで組織する部であるとともに,その設置理由は,組合員の配偶者(妻)の活躍する場を設けるというのがきっかけだったようです.
 そして,そのことは,時代が変わった今でも,優秀な女性会員は,女性部長をやればよく,それより上の,会長副会長になろうという考えを持ちにくくすることに役立っているように思えてなりません.

 また,大野城市役所の幹部によるパワハラ問題も,そのような家父長的な雰囲気が優越的な関係に繋がり,そのような職場環境のもとで生じたものではないかと疑わずにいられません.

 もちろん,私の付き合いのある方々に男性が多いというのがそのような印象を私に抱かせているのかもしれませんが,そのほかに,女性候補者を推す理由を挙げるとすれば,選挙のビラの内容も理由の一つです.

 とある男性候補者のビラには「1」(日本一,オンリーワン,このまちが一番)という数字がいくつも掲げられていますが,「1」に当たるかどうか,定量的に計れない事柄にそのような数字を掲げるのは,正直なところ違和感があります.

 また「『思いをひとつに』がんばります!」と書いてあることも,このかたを支持しなかった市民は,その「ひとつ」の輪の中に入らなかったことで何か不利益に扱われないかと不安になってしまいます.
 少し話はずれますが,「ひとつ」の輪が形成されたときに,その中に入れない人を,特別に扱う(ケアする)ことは,もし,その「ひとつ」の中にいる人が,何らかの理由で特別な扱いが必要になったとしても,ちゃんとケアしてもらえるという安心感に繋がり,そのコミュニティーに安心して所属できる理由になると聞いたことがあります.学校のクラスを思い浮かべればわかりやすいと思います.

 ビラの内容については,そのほかにもありますが,この辺にしておきます.

 非常に感覚的・印象的な理由ではありますが,今回の選挙については,そのように考えています.