当たり前かもしれませんが,これまで,自ら「投票したい,選挙したい」と思ったことはありません.
選挙が告示され,投票日になれば,投票券を持って投票所に足を運び,自分の意思を示すために投票はするけれど,国の決めた日に,決められたとおりに投票したことしかないということです(もちろん,それを棄権する自由があるのはその通りです.).
自分の好きな日に,思い立ったように自分が投票したい政党に,あるいは政治家に投票するという行為に及んだことはありませんし,当然ながら,私が選挙の日程を決めたこともありません.
政治に不満を持ったとしても,現在の任期中の政治家に対して,国民の声を聞いてほしい,考えを改めてほしいと思い願ったことしかなく,「あの政治家を変えたい」そのために「選挙したい」と思ったことはありません(そういう意味で,政治的な表現の自由への保障は重要です.).
要するに,何が言いたいかというと,選挙をやるやらないは,政治家の都合です.
今年の通常国会の冒頭で衆議院が解散される予定のようですが,政治家の都合以外に理由がないということです.
世間は物価高に苦しんでいる中で,予算は成立していないし,お米券も(私には)届いていない.高市さんは,春にアメリカを訪問する約束をされたようですが,外交日程も絡んできますよね.
自民党総裁に選出された時,「働いて働いて働いてまいります」といったのは,選挙管理委員会や選挙でしわ寄せを受ける事務方のことを指していたのでしょうか.
世論調査の結果も,その回答した方々は,その時に選挙したいということで回答しているのではないはずです.
無党派層という言葉がかなり一般的なものとして使われているように,次回の選挙までに,どの政治家に,どの政党に投票すべきか,政治活動や公約をじっくりと観察して評価すべき機会が国民には与えられて然るべきはずなのに,やっぱり,高市さんも,党利党略でそんなことするんですね.
とある政治家が核の保有についての議論を行うべきだと述べたりしています.議論自体を否定することはありませんが,今回の選挙では,そのような世論を割るような議題を掲げるつもりがあるんでしょうか?
それ以外に,選挙で決めてもらわなければならないような議題があるようには思えません.むしろ,選挙がすんでから,「信を得た」と強弁して後出しの議題を議論ないまま数で押し切ってきたのがこれまでの政治だったように思いますし,それを企んでいるんでしょうか?
しかも,新聞で拝見した限りでは,公明との連立を解消し,維新との連立を組んだことについて国民の信を問うというのはどういう理由でしょうか?
連立の相手である公明党が悪かったから,参議院も衆議院も過半数を割ったと言いたいのでしょうか?
基本的には,自民党の政治と金の問題が原因ですよね.
私は「自民党」ということで自民党を嫌うことや「共産党」ということで共産党を嫌うことはしないつもりでいますが,こういう政治家の都合で政治家が行動することを目の当たりにすると,政治そのものに嫌気がさしてしまいます.
少なくとも,国民の間に,現時点において,選挙により政党を選ぼうと言う機運は乏しいと思います.
今年の通常国会の冒頭で衆議院を解散してしまえば,どのような結果になっても歴史的に禍根を残すようにしか思えませんし,将来の国民による総括において,ひどい評価を受けざるを得ないと思います.